中松です。今日のコンテンツは

「好きを仕事にしようの落とし穴」になります。

 

 

 

 

 

 

 

ビジネス系の書籍や塾などで
たまに見かけるコンセプトに
「好きを仕事にしよう」というものがあります。

これは今だけでなく、
昔から見受けられるコンセプトの一つです。

 

ウケが良いんですよね、こういうのって。

嫌いなこと、つらいことを
やって成功というコンセプトはウケが悪いです。

 

それに対して、
自分の好きなことをやって成功。

そりゃあ、好きなことがあって
それで食べて行けるようになりたい人からすれば
待ってました!というコンセプトです。

 

好きなことでお金を稼げるようになりたい人からは
ウケが良くて当たり前です。

好きなことであれば楽しいので、
自分の時間やエネルギーを集中投下しやすいメリットがあります。

 

実際、このコンセプトで
成功している人も一定数は必ずいることと思います。

ただし、これほどまでに優れたコンセプト
「好きを仕事にしよう」ですが、落とし穴が存在します。

 

一体、何かというとどんなに好きなことであっても
「最低限の適性」がなければ、無理という点です。

 

例えば、あなたが文章を書くのが大好きで、
これでご飯を食べて行けるようになりたいとします。

ぶっちぎりの才能があれば、
世の中が才能を放っておかないので
小説家などで食べていけます。

 

一方で、そこまでの才能がなくても
「最低限の適性」があれば、

例えば、集客方法を学んだうえで、
文章を活用した情報発信をすれば
食べていくことはできます。

 

売れる文章の書き方を学べば
コピーライターとしても食べていける道はあります。

しかし、そもそもの「最低限の適性」がないと、
その道ですら食べていくレベルには到達しません。

 

最低限の適性がないと、いくら好きといっても、
「上積み」が期待できずどうにもならないからです。

好きを仕事にしよう系の本には
こういったある種の「不都合な真実」は伏せられて
書かれていないケースが多いです。

ですので、好きなことで成功したいけど、
なかなかうまくいかない人はこの点に
いま一度注意したほうが良いです。

 

「適性のあることの中から、
好きになれそうなものを選ぶ」

個人的にはこれがオススメの方法です。

 

どうやって適性を探ればいいのか?

それは片っ端からいろんなことを
経験するのが良いですね。

嫌いな事であろうと、失敗しようと関係ありません。
とにかくいろいろ試してみる。

 

以前書いた「結果を出したければ己を知ろう」
URL:http://www.nakamatsu.org/archives/6702

こちらの話とも関係性は高いといえます。

 

ちなみに私の場合は、特別好きではなかったのですが、
これの適性があると感じたので選びました。

http://1fs.jp/wkMhmfio.html

コツコツ系の方には向いています。