中松です。お金がなくなるよりも怖いことがあります。
ご存知ですか?

 

 

 

 

 

 

 

私は拝金主義ではないですが、
だからといってお金を軽視していません。

「お金はお金」として
特別な感情抜きに客観的に扱うようにしています。

たかがお金。されどお金です。

 

やはりお金を多く持っている人は強いですし、
ないことで苦労している人、
人生をお金に振り回されている人も非常に多いです。

ある意味、資本主義経済においては金はパワーであり
暴力でもある、と表現できるかもしれません。

 

しかし、そんなお金よりももっと怖いものがあります。

これがなくなってしまうことは
お金自体を失うよりもよっぽど怖いものです。

…一体何か分からない人も多いかもしれませんが
私はそれを「力」だと感じています。

 

力といっても人それぞれ持っている力は様々です。

例えば、よくお金と
引き合いにだされやすいのが健康です。

お金があっても健康でなければ意味がない、
なんて具合にね。

 

この健康というものも
「健康管理能力」を身につけることによって
健康というものを手に出来ているわけです。

自堕落な生活や不摂生な食事をしていれば
たちまち健康を害してしまい病気になります。
怖いですよね。

 

また、お金を持っている人というのは
なぜ持っているかというと

「お金を稼ぐ力」を
持っているから結果として
お金を手にしているわけです。

遺産相続しただけのバカな跡継ぎとか
まぐれで宝くじ当たっただけの人とかは

そのお金をキープできずに、湯水の如く
たちまちに使い果たしてしまうのは
力がないからです。これも愚かですよね。

 

分かりやすいように健康とか稼ぐ力とかを
引き合いにだしましたが、このように
何らかの力を持っているからこそ、結果があるわけです。

だからこそ、
その根本の原因ともなっている力を失ってしまうことは
お金を失うよりもよほど怖いことと感じます。

 

もし、仮にこんな究極の2択を迫られたらどうしますか?

・全財産すべてを没収。しかし、持っている力は残してやる。

・全財産はそのまま。しかし、持っている力はすべて剥奪。その力は二度と戻らない。

私は迷わずに前者を選択します。

 

前者を選択すれば、時間はかかるかもですが
いくらでも再びはい上がることが可能だからです。

後者を選択してしまうと、金は残るかもですが
残る人生は力のない生きてるだけの屍(しかばね)状態。

 

いえ、力がないからこそ、残っている全財産ですら
分不相応な額なわけですから
おそらくキープできずに失ってしまうことでしょう。

力もなく、資産もなく、何も残らない。

だから、私は迷わずに前者を選択します。

 

あなたの場合はどちらですか?

 

まぁ、持っている力のレベルとか、あるいは
持っている資産の多寡によって

同じ質問でも
「人によってはまったく異なる質問」になってしまうので
難しい質問かもしれませんね(笑)

 

ただ、そのぐらいに全てを生み出す元となっている
「力」は大事なんですよ、というお話しでした。

資産が築けてくれば来るほど資産への執着が薄れ、
むしろ、力の重要性や威力を
ますます思い知るようになっている今日この頃です。