中松です。ブラッシュアップには元ネタを作るときの
倍以上の時間がかかるものです。

Colourful Light

 

 

 

 

 

 

 

 

何かを作り上げる時にある程度の形まで出来上がった後に、
さらにそこから高いレベルで仕上げることを
ブラッシュアップと言ったりします。

言い方は人それぞれで違うでしょうが、
要するに、さらに練りこんで質を上げていく作業と
理解していただければ問題ありません。

 

で、このブラッシュアップ作業ですが
本気でやってみるとわかるのですが、
元ネタを作る時間よりも、かかるケースが多いです。

それこそ元ネタに10時間かかっていたとしたら、
ブラッシュアップにはさらに10時間とか、
あるいは20時間とかそれ以上とかかかる感じです。

 

例えば、アフィリサイトに掲載する記事などを
例にとってみると分かりやすいのですが、

仮に1記事1000文字の記事を
1時間ほどで書き上げたとします。

これをそのままアップロードしても
それなりに反応が取れる状態です。

しかし、そこでブラッシュアップを行うわけです。

 

・誤字脱字はないか?

・文の流れや言い回しはもっと適切な感じにできないか?

・内容にあった画像、イラスト、図表などは挿入できないか?

・読み手が読みやすいように適切に改行や文字装飾ができているか?

・同じ内容を伝えるにしてもターゲットにあわせて
例え話や見せ方は効果的にできているか?

 

こういったことをじっくりと練りこんで考えていくと、
最初に執筆にかかった時間の倍以上、

それこそブラッシュアップだけで
2時間とか3時間かかったりするのも
ケースによっては割と普通にあります。

 

ただし、倍以上の時間がかかったからと言っても
得られる反応も倍以上になるとは限らないので

ブラッシュアップに毎回時間をかけるのが
良いとは限りません。

発信媒体や状況によっては
そこそこコンテンツでもスピード重視のほうが
求められるケースがあるのでそこは見極めが大事です。

 

ただ、一つだけいえるのは、やはりかけた時間と手間が
多ければ多いブラッシュアップほど
確実にコンテンツはレベルアップするという点です。

そして、そのためにかかる時間が
けっこう膨大になるのもごくごく当たり前ということは
知っておいて損はないです。

 

私自身、情報を発信する場合は
状況に応じてこのやり方を使い分けています。

とにかくスピードやタイミングが求められているケースだったら、
ブラッシュアップがそこそこでも発信してしまう時はあります。

ブラッシュアップをすることによって得られるメリットよりも、
スピードやタイミング重視でえら得るメリットが大きい場合などが
まさにそれに該当します。

 

一方で、膨大な時間をかけても良いケースや
一度、超作りこんだものを作り上げてしまえば
あとは継続的にリターンが見込める時などはブラッシュアップしまくります。

中長期的に需要がある商品サービスで、
継続的に広告さえ打っていれば反応とれる
ケースなどはまさにこれが該当します。

 

ですので、あなたも何かしらの媒体で情報や商品サービスを発信する際は、
ブラッシュアップを十分するべきか、

それともそこそこでも見切りつけて
いってしまうかは状況に応じて判断すると良いかもしれません。

ブラッシュアップ作業は本気でやると気が狂うほどの
膨大な時間とエネルギーが取られるので
ここぞ!という時を見極めてやるのが大事ですね。