中松です。ピザの耳にチーズはいらないと思います。


ついこの前あったことなんですが、

私はマンションに住んでおり、

家を出て1Fのエントランスに行こうとした時の話です。

 

エレベーターの前で、下ボタンを押して待機していると、

1Fで待機していたエレベーターが、するする上がってきました。

 

しかし、私の住んでいる階を通り越し、どういうわけか

さらに上層階でいったん止まりました。

 

▼クイズ1:なぜエレベーターは私をスルーして上に行ってしまったのか?

 

▼答え1:おそらくは、私と同じタイミング、もしくは私より少し早いタイミングで
上層階の方も下ボタンを押して、待機していたと思われる。

 

先に上層階に行ってしまい、その方をまずは乗せ、

そのあと私の階に下りてきて、私を乗せ、

最後、1Fに行こうとしているのでしょう。

 

1台しかないエレベーターですし、

そのぐらい効率よくないと困りますしね。

 

そこそこ頭が良いエレベーターのようです。

私の階にエレベーターが止まりました。

 

するとどうしたことでしょうか?

 

エレベーターの中が青いビニールシートで覆われていて、

中には、作業着&帽子を被った引越し屋の男性と思われる方が、

1人乗っておりました。

 

どうやら引越のようですが、

お兄さん以外には何も乗っていない状態です。

 

▼クイズ2:この引越は「搬出」or「搬入」のどちらでしょうか?

 

▼答え2:1Fで荷物を乗せ、上層階で荷物を下ろして、また1Fに戻り荷物を乗せる、
その途中の場面に私は出くわした。そのためおそらくは「搬入」と思われます。
「搬出」でしたら荷物が乗っている状態で1Fに向かうはずなので。

 

私とお兄さんを乗せたエレベーターは1Fに到着しました。

 

するとマンションのエントランス周辺にはおびただしい数の

段ボールが山積みとなっておりました。

 

ざっとみても、50個はあるんじゃないか?と思われます。

 

さらには、引越し屋のお兄さんは下にも3人ほど待機しており、

エレベーターが一緒になった彼も合わせると合計で4人です。

 

▼クイズ3:この引越は「単身世帯の引越」or「家族世帯の引越」のどちらでしょうか?

 

▼答え3:おびただしい量の荷物量と搬入作業に4人も来てる時点で、
「家族世帯の引越」である可能性が高いと思われる。

 

1Fに降りてきた私はけっこうな期間放置していた

郵便受けにたどり着き、暗証番号を記憶していないので

携帯を取り出しメモを確認してかったるそうに解除しました。

 

マンションやら宅配ピザやらお決まりのチラシが大量にあり、

その中から、自分宛の必要書類などを救出する作業が

地味に面倒くさいと感じながらも、元が貧乏症なのでしょうか?

 

チラシを見るのはあながち嫌いではないので、

脇に設置してある「不要なチラシゴミ箱」に投げ込みながら、

その選別作業が少しだけ退屈を紛らわしてくれました。

 

大量に投稿されているチラシの中には、

電話をかけるとキレイな女性が来てくれ、ムフフ…な

サービスをしてくれると思われるチラシも含まれておりました。

 

心なしか、ピザのチラシ4枚に対して、

ムフフ…と思われるチラシも4枚ほど混ざっておりました。

 

なぜドミノピザの耳にはチーズが入ってるのか?

はたまたトッピングの一種なのか?

何かの暗示か?意味があることなのか?

 

さまざまな思いを巡らせつつも

これが、ある日の私の日常の1コマなわけですが、

身の周りにはそこそこ退屈しのぎができるネタは転がっているものです。

 

今回のケースですと「1人洞察力トレーニング」といったらなんですが、

目の前に飛び込んでくる情報を解釈し、予測するという作業を

延々と一人でやっているわけです。

 

もしかしたら、たまたまエレベーターがそういう風に作動しただけなのかもしれないです。

 

もしかしたら、異常なまでに物を捨てられず、

「人生がときめく片づけの魔法」の近藤麻理恵さんが見たら、

全部捨ててしまいましょう!と言われるぐらいに、片づけられない単身世帯の方かもしれません。

 

あくまでも私の勝手な予測なので、正解ではないかもしれませんが、

何も考えずに目の前に飛び込んでくるネタの数々を

そのまま見過ごしてしまうのは何とももったいないな、と。

 

それに、洞察ってほどじゃありませんが、

こういうのって日ごろから意識してると、

いざという時の場面でけっこう役立ちます。

 

例えば、飲み会の席とかでも、誰かの酒がなくなっているので注文ふろうとか。

 

だれだれさんはこの場であまり喋ってないので、そろそろ話題ふらないととか。

 

盛り上がりすぎてるので、場の真ん中にいると、

激しく飲まされるので早めに端っこに避難しておこうとか。

 

あくまでも一例なんですが、日ごろからいろんなものを

大事に見ようとか意識して見る習慣をしていると、

そういうのが「見えやすく」なってきます。

 

これは才能とかセンスは一切不要で、

だれにでも意識すればできる「習慣」の話です。

 

実際、私は幼少期、こういった注意力系がかなり散漫な子で、

目の前に飛び込んでくる数々のネタを、

もったいなぐらいに見落としてきた人間ですし。

 

幼少期の学習の遅れを、大人になったいま、

必死に取り戻そうとしている感はあるかもしれません。

 

▼追伸、最後のクイズ:中松はムフフ…なチラシを利用したのか?

 

▼追伸の答え:注文したものと違うものが届く危険性が極めて高く、
後悔の念に苛まれる自分の未来予想図が見えてしまったので、
ピザのチラシと一緒に捨てた。

 

ピザの耳にチーズはいらない。