中松です。今日のコンテンツは

「宮古島不動産バブルに対する勝手な考察」になります。


 

 

 

今年の3月頃に、
沖縄の宮古島に行く機会がありました。

言うまでもなく近年、
大人気のリゾート地です。

大手航空会社だけでなく、LCC(ジェットスター)も就航したので
今後はさらに観光客が増えることが予想されます。

私が現地に行った時に感じたのは
「家賃が高い!」という点です。

単身世帯の20㎡~25㎡のオーソドックスな
スペックの部屋が、10万円前後の家賃です。

それにも関わらず、部屋が足りておらず
入居待ちが続いている状態なので驚きです。

移住目的の方もさることながら、
ホテルなどの従業員や関係者、
あとは、建設関係の人たち。

様々な賃貸需要が重なり
物件が足りていない模様です。

当然、マンションやアパートの建設ラッシュが
起きており、新規の依頼は受けてもらえないか、
受けてもらえても、場合によっては数年待ちとのこと。

私が調べた限りでは、
土地はまだあるんですよね。

ただ、そこに建物を作る建設業者が
足りていない感じです。

ここからいろんな事が
頭に浮かんできます。

宮古島に物件を建てられたら
確実に儲かります。

ただ、建てられない、あるいは
建てられたとしても、かなり待たされる、
あるいは建設代金をふっかけられる。

容易に想像できます。
つまり、もう遅いということです。

早い人は数年前の段階から
バブルの臭いに気づいて動いていますから。

いわば、「バブルになる前の臭い」を
かぎわけられる人が、
バブルで儲けられる人です。

ただし、やり方次第では
まだチャンスは残っています。

例えば、「コンテナハウス」などは
可能性あるかな?と感じています。

重量鉄骨扱いなので耐用年数34年、
木造に比べると、金融機関の評価も有利です。

平屋形式(1階建て)にすることで
基礎費用も大幅削減できるので
建設コストもかなり安いです。

そもそも作るのではなく、
できているのを輸送するわけなので
建築期間も大幅短縮。

現状の問題をいくつも回避できます。

ただ、コンテナハウスの住み心地が未知なのと、
バブルが終わって、

宮古島エリアに部屋が余りまくった時に、
果たして、住み続けてもらえるのか?
という懸念材料が残ります。

家賃が下がるだけならまだ良いほうで、
いくら下げても、空室が埋まらない、
という危険性があります。

大家目線だと、正直、
中長期保有はしたくない物件です。

キャピタル狙いの短期保有ならアリかな。

もしくは、自分では保有せずに、
リゾート投資が大好きな投資家の方に
仲介形式で斡旋など。

飛ぶように売れるんじゃないかな?
と個人的には思います。

というわけで、土地から新築経験のある現役大家が、
宮古島の現地を見に行ってきた際に感じた
所感をざっと書いた次第です。

ある程度の体力(資金及び投入時間)は求められますが
それをクリアできれば旨みありそうな印象です。