中松です。今日のコンテンツは

「アフィリエイトしかできない人の弱点とは?」になります。

 

 

 

 

 

 

 

今月に入って、主にアフィリエイト系の
読者さんと面談などを通して
やりとりする機会がありました。

対面、オンライン、あるいはメールのみ。
いろんな形でやりとりさせていただきました。

それを通して、アフィリエイト系、
とりわけSEOアフィリエイトしか
やっていない人の「弱点」が浮かびあがってきました。

誤解がないように最初に書いておきますが
アフィリエイトを否定するつもりは
全くありません。

なんせ、在庫、初期資金、借入など「一切不要」で
スタートできるとんでもない
ローリスクビジネスですから(笑)

私も起業して12年、
複数の事業をやってきたから分かるのですが、
アフィリエイトは他のビジネスモデルと比べると
良くも悪くも「異常」です。

例えば、金融機関の方と
弊社の決算書を見せてやりとりしていると、

「なんなんですか?この会社は?この利益率は?
製造業とかだと数十名で上げるような売上額を
実質、お一人で上げてるんですか?えっ?えっ?」

みたいな感じに結構な頻度でなります。

アフィリエイト含めた、ネット系企業の経営者の方で
しっかり黒字にできている方。

融資はまったく必要ないでしょうが
お付き合いで試しに持ち込んでみたら面白いですよ。
びっくりされますから(笑)

※製造業をバカになんて毛頭してないです。
雇用を産み出し、右から左にお金を回し、
社会を循環させる大切な役割を担っています。
一例でピックアップしたに過ぎません。

はい、話がそれました。

本題のアフィリエイト(SEO)しか
やっていない人の弱点です。
書いていきましょう。

1:自分の商品やサービスを持っていない

アフィリエイトは成果報酬型広告です。

いわゆる、他社の商品やサービスを紹介して
成約したら、報酬が発生するモデル。

いわば「完全歩合(フリコミッション)」の
収益モデルに近いです。

他社の商品やサービスを紹介するわけなので、
商品開発も必要なければ、サポートも必要なし。

さらに極端な話、
もらった報酬の大半は
「利益」となる訳です。

これは大きなメリットです。

一方で、そうはいっても、
自分の商品やサービスを持っていないので、
いろんな意味で弱みがあります。

例えば、顧客リストは原則手に入りません。

また、紹介している商品やサービスが
販売終了したり、報酬が減額になったりすることも
ザラにあります。

他者依存が少々強いビジネスモデルとも
言い換えて表現できるかもしれません。

2:無料集客しかできない

次に、SEOアフィリエイトのみしか
やっていない人は、原則、
無料集客しかできない傾向にあります。

一昔前は、ペイドリンク(リンクを買う)とか
オールドドメイン、大量にIPサーバー分散させるとか
そのあたりに資金を使って、間接的に集客費用を
使うというやり方をやっている人もいましたが、
いまはどうなのかな?

いずれにしても、これができていた人は
まだビジネススキルの選択幅が広い人。

大半の方は、
有料集客ができない傾向にあります。

PPC広告も打ちにくくなってきているようですし、
フェイスブック広告など、ソーシャル系の広告を
打つにしても、「技術」が求められます。

お金出したら集客できると思っている人が
いるみたいですが、それは甘いです。

「お金+技術」が伴って、初めて広告を使って
黒字に繋がる集客が実現します。

世の中に数多ある広告の中でも、
確実に黒字にもっていけるもの。

つまり使いこなせているレベルとなると
私もわずかなのであまり偉そうなことは
言えないんですけどね(爆)

3:融資をまったく活用できない

融資=借金なので、ネガティブイメージを
最初に抱き、最後まで自分の「偏った先入観」を
拭えない人がアフィリエイターにはとても多いです。

でも、それも「使い方」次第です。

例えば、広告に100万使って、
売上200万出せて、利益が100万出せる
技術を持っているとします。仮にね。

そういう時は、
ジャブジャブ広告打ったもん勝ちなんです。

もちろん、自己資金あればそれでも打ちますが
そこに融資で借りてきた資金も使うと
スピードが跳ねあがります。

金利とか「真っ当な方法」で借りると
安いですよ?

商工会議所経由して、日本政策金融公庫で借りる
「マル経融資」とかだと、
金利補助あるので、年利1%切ります。

試しに計算してみるといいですよ。
元金均等返済、返済5年、金利1%、1000万円。

毎月の「利息」って7000円~8000円、
元金均等返済だと、2年目とか5000円~6000円ぐらいです。

これで1000万円の
いわばビジネスの実弾が手に入ると考えられるか、どうか。

税引き後のキレイな1000万円を
持っていたとしても、それとは別に1000万円を
融資で引いておくメリットに視点がいくかどうか。

※「利息」は税務上、「損金」です。経費計上ってこと。
※元金と利息は混同しないようにお気を付けください

他にもこれは市区町村にもよるのでしょうが、
弊社がある東京都港区などは「小口チャレンジ融資」といった
枠があります。今年の春から始まったみたいです。

これはヤバイ。金利0.4%です。
使ったもん勝ちですね。
(諸条件アリ)

あっ、誤解がないように言っておきますと、
借りてきたお金を
「売上アップに使えるスキルを持っている」のが
大前提です。

これを持っていないと、せっかく借りてきても
「溶かしちゃう」ので気を付けてください。

まぁ、借りるだけ借りておいて、
1円も使わず、返済だけしておく、
というのも十分ありです。

金融機関や保証協会等に対して返済実績ができるので、
数年後を見据えた時に役立つ
機会が来るかもしれません。

会社の余った利益を税金として払うよりも、
好条件で借りてきて、利息として払っておく。

同じ金額でも得られるものは
違ってきます。但し、税金は税金で払って
黒字にしておくのが個人的にはオススメです。

アフィリエイター仲間見ていると、
とにかく税金払いたくなくて
むりやり赤字にしている人が少なくありません。

ケチすぎでしょ(笑)

少しは払っておきなよ、と。
国や社会に還元させるのは
意味ある事でしょ。

ちゃんと払っておけば
新しくやりたいことができた時に
融資も受けやすいわけだし。

ちなみに上記は事業性融資の話ですが、
不動産融資も本質は似ています。

家賃収入-返済-諸経費-各種税金
=税引き後CF(貯金のように残るお金)

※これにプラスして、返済の内訳には
「元金返済」も加味される。

良い物件を良い条件で借りて、買えると
これが実現します。

4:ピンチはチャンスなのに

はい、サイトアフィリエイト系の
人と話していて、感じたこと、以上となります。

ただ、ここまでは技術やテクニック的な
話でしたが、個人的に一番なんでだろうなー?
と感じたのは「マインド」の点です。

なんかみんな「ネガティブ」になっている
傾向にあるようです。

サイトアフィリが少し稼ぎにくくなってきたから
どうしよう?どうすればいいの?的な感じ。

いやいや、最初に書きましたが
そもそも「リスクが限りなく低いこと」を
やっているんですよ?異常なまでにね。

それで稼げにくくなってきたから
だからどうしたの?と。

むしろ、ここから腕の見せ所じゃないですか?

あなたがピンチということは
他の人もピンチです。

撤退する人も増えるでしょうから
踏ん張れば、潮目(しおめ)が変わってくる
時期もくるでしょう。

あるいは、この機会に、アフィリエイトみたいに
よくもわるくも異常なビジネスだけでなく、
「他の事」にも視点を向けてみるのも良いかもしれません。

個人的に変化のタイミングは
「楽しい」ので大好きなんですけどね。

なぜ、ネガティブに照準を合わせてしまう人が
多いのだろう?

プラス材料も多いし、捉え方を変えれば
ワクワクできる絶好の機会なのにね。

アフィリエイトはもちろんのこと、
事業をやるというのは、
ある種の「自己表現」の一つです。

いわば自分の生き方を社会に投影させられる
又との無い機会なわけなので、
こんな贅沢なことはそうそうないと思うんですけどね。

ここから1年後、いや半年後で十分かな。
自分も含めて、周りがどんな感じになっているか
変化が楽しみです。