中松です。今日のコンテンツは

「嵐が安室奈美恵マーケティングを発動」になります。

 

 

 

 

先日、国民的アイドルグループの「嵐」が
引退することを発表しました。

引退といっても今すぐにではなく、
2020年末ということなので
丸2年間の期間が残されています。

この発表を聞いたときに、
「安室奈美恵マーケティングだな」と
思った次第です。

歌手の安室奈美恵さんも2017年の時に
引退予告をして、1年後に本当に引退しました。

その間の丸1年間は社会現象とも呼べる勢いで
盛り上がりましたし、最後の最後まで
ファンから惜しまれながらの引退劇となった訳です。

なので、嵐もこれから2年間は
これと同じ現象を巻き起こすことと想定されます。

個人的には、「引退ビジネス」といった
安っぽい言葉で揶揄するつもりは毛頭なく、
むしろ、とても素晴らしいやり方と感じます。

一定の期間を設けることで

・スポンサーをはじめとした周辺関係者に迷惑をかけない

・ファンに心の準備をさせる

・ファンではないけど、アンチでもない
いわゆる中間層を「最後だし」ということで
興味を持ち引き込ませることができる

・引退までの2年間、嵐ビジネスは売上が約束されたも同然

・実力、人気が健在のうちに幕引きすることで価値が上がる

このように、良い事尽くめです。

こういった話を聞くと安易に
「引退ビジネス」をやる人が出てくるかも
しれませんが、それは違います。

大前提として、
「圧倒的人気」が伴っていて
はじめて成り立つやり方です。

何者でもない人が
「俺、今年で引退するんだ、ライブ来てよ」

と言ったところで、
「あ~、そうなんですか~(何のライブ?!)
おつかれさま!」

で終わるので注意が必要です。

人気のある人だからこそ許される
オマケのボーナスステージみたいな
イメージかもしれませんね。