中松です。今日のコンテンツは

「ちゃぶ台返しをくらいました」になります。

 

 

 

 

最近、買おうとしていた物件がありました。

築古の1棟中古アパートですが
エリア的に賃貸需要アリ、
相場よりもかなり安く売り出されていました。

但し、市街化調整区域にある点や
その他、詳細は書けませんが
幾つかの問題がある物件でした。

つまり、分かりやすく書きますと
キャッシュは生み出してくれるけど
癖があるので、融資してくれる金融機関が限られる。

それと連動して将来的な売却の場面にも
同様のことが起こる。

だから、安く売りだすしかないけど、
買えた人はキャッシュフローが非常に出る
という物件。

買主側に求められるのは
ただ一つ。融資を付けるです。

現金買いをするほどの物件ではないけど、
融資が付けば買いの一択でした。

で、この物件については
金融機関の内諾も出てました。

現地調査後にも、私がオーナーになれば
満室稼働できる確信があったので買いたかったです。

買付もいれてあとは契約日をいつにするか
決済日をいつにするかまで話が進んでいました。

…しかし、です。

仲介会社経由から
残念な連絡が。

「売主様が、スケベ心を出してもっと高く売りたいと
言い始めました、、、」と。

ここまでのやりとりをしていて
本物件の仲介会社は、私の買い付けした額で
話をまとめたいのが感じられていました。

両手取引だしね笑

なので、売主側寄りとかではなく、
売主がひとりで暴走している模様です。

私としても、空気読んで
珍しく指値もせず満額の買付出していたわけなので。

まさにちゃぶ台返しを
くらった感じです。

不動産投資の世界では「買い上がり」といって
より高い値段で買いたい!という
他の買い希望者が現れるケースもあります。

ただ、今回のケースでは「買い上がり」ではなく、
単に直前になって、売主がもっと高く売れるんじゃないか?
とスケベ心を一人で出しているケースと思われます。

私としても、スケベに付き合っている暇はないので
現状の買い付け価格で買えないなら「いらないよ」
ということで、話は流れた次第です。

一応、仲介会社が引き続き交渉は続けるので
「保留」という形を取っていますけどね。

いやー、今回のケースだと
一番振り回されているのは仲介会社だなー。

一番最初の売り出し価格が高くて
売れないから、仲介会社が頑張って説得して
値下げさせる。

その結果、ようやく反響が来始めて、
「買える人(=融資がつく人、今回は私)」が出てきたのに
まさかの「もっと高く売りたい」ですからね。

・買えなかったのは残念

・でも、買いたい人が殺到している物件なのでお買い得なのは間違いない

・それを見抜いて、誰よりも早く動けて、融資も付けられた

・不動産投資家としての実力がレベルアップしてきている証拠

・流されることなく、その価格じゃないと買わないと言えた

・仲介会社も振り回されて大変だ

・売主のスケベ心に付き合う必要はない

というわけで、ちゃぶ台返しはくらったけど
いろいろ勉強になった次第です。

縁があれば、私の所に
また流れてくることでしょう。