中松です。今日のコンテンツは
「平米単価の案件は注意が必要」になります。

 

 

 

 

 

 

 

前回は築古アパートのリフォーム相場について
記事にしました。

築古アパートのリフォーム相場URL
http://1fs.jp/reform.html

これですね。

 

・内装リフォーム相場を調べた結果(1都3県、2018年データ)

クロス貼替 1平米あたり800円切ると安い
CF貼替  1平米あたり2200円切ると安い
ハウスクリーニング 1部屋 2万円切ると安い

で、今日はこれをベースにしたうえで
気を付けないといけない落とし穴を書きます。

 

題して
「平米単価の案件は注意が必要」です。

実例で見ると分かりやすいです。

 

例えば、クロスの貼替をA社とB社に
見積依頼をかけたとします。

A社 1平米 800円
B社 1平米 700円

これだけみるとB社が安いので
B社にしようと感じます。

 

だけど、気を付けないといけないのが
「平米数の水増し」です。

例えば、本来は床と天井などすべての
クロス貼替をしても100平米だとします。

 

ところが、こんなもの素人からすると
非常に分かりにくいところなので
悪い業者は平米数を120平米とか言ってきます。

本当は100平米分なのに、120平米あると
言ってくるわけですね。

 

なのでこの結果、先ほどのA社とB社の
見積結果を比較するとこうなります。

※B社がずる賢い業者と想定した場合

A社 800円×100平米=80,000円
B社 700円×120平米=84,000円

 

はい、クロス単価は安いけど
嘘の平米数のせいで、結果はA社より
高くなっているのが分かりますね?

これをやる業者はCF(クッションフロア)の貼替でも
同じことをやってきます。

 

さらには、ハウスクリーニング費用が高かったり
よく分からない謎の「現場諸経費」をかけてきたりと。

チリも積もれば山となる、という諺がありますが
「チリも積もれば高くなる」です。

 

なので、リフォームは単価ベースだけで判断するのではなく、
実際の施工平米数も騙されないようにする必要があります。

となると、結局はリフォームも
相見積もりかけたほうが無難というわけです。

ネットで相場を調べるのは非常に有益ですが
平米単価で依頼する案件は注意が必要です。

参考になれば幸いです。