中松です。今日のコンテンツは

「取り組む順番を変えると結果も変わる」になります。

2016-11-22-14-20-16

 

あまり意識されている人は多くないかもしれませんが
同じことをやるにしても「取り組む順番」って大事です。

大事どころか取り組む順番を変えるだけで
得られる結果も大きく変わってくることは良くあります。

 

例えば一つ具体例をあげてみましょう。

ええと、最近ですね

弊社のイシコドン(私の右腕)と
ラーメン二郎に行ってきました。

知る人ぞ知るラーメン屋、
あの二郎です。

 

ちなみに三田にある総本店に行きました。

行ったことがある人なら分かりますが
二郎って客の半分ぐらいは学生さんです。

安くて量がものすごい多いので
お金がないけどたくさん食べたい学生さんには
重宝されているようです。

 

残りの半分は不健康そうなおっさん達です。

デブとか、顔色悪い人とかが多いです。

行けば分かります。

 

それはさておき。

イシコドンがまだ行ったことなかったそうなので
そのデビュー戦に付き合う形で行ってきたわけです。

※ちなみに中松もこの時でまだ2回目

 

ここで事件が起きました。

「量が多すぎて死ぬから
注文時に麺は半分にしてもらおう」

二人でこう話していました。

 

しかし、立って並びながら談笑している際に
食券の提示を求められました。

この時点ではまだ着席はしていないわけです。

で、その数分後には席が空いたので
着席したわけですが
その直後にラーメンが出てきてしまったのです。

 

席に着いてから麺半分と申告するのではなく、
恐らくは食券の提示を求められた段階で
麺半分と申告する必要があったようです。

二郎初心者丸出しでカッコワルイこと
このうえ無しです。

 

さらに追い打ちをかけるような一言が。

三田本店には全店を統括する大将がいます。

二郎の大将「ごめんね~、もう茹でちゃったから、頑張って食べてよ~」

とボスに言われてしまったわけです。

 

このボスは悪くないのに、なんか申し訳なさそうな
口ぶりで言われてしまったんですよ。

…もう、これは残すわけにはいきません。

いや、残してもいいんでしょうが、
なんというか失礼な気が勝手にしました。

 

しかし、ラーメン二郎に行ったことがある人なら分かるはずです。

本当に量が尋常ではないのです。
とくに麺の量が。

おそらく1人前で400グラムぐらいあると思われます。

 

一般的なラーメン屋だと、せいぜい150~200グラムぐらい。

普通に戦ったら負けます。即死です。

案の定、少し前まで楽しく談笑していた
イシコドンの表情からはすでに笑みが消えています。

何も喋らなくなりました。

 

私も自分との戦いに集中をし始めました。

しかし、普通に戦ったら負ける。
でも、なんとかしないと…

そこで活用したのが
「取り組む順番を変えると結果も変わる」
という考え方です。

 

中松心の声
「麺がスープを吸ってしまう前に、麺を先に片づけてしまおう!
野菜、肉はそのあとだ。とにかく麺からだ!麺優先!」

ということで、
スープに浸っている麺をかき出して、
野菜や肉を下に置き換えました。

 

そして、麺がスープを吸わなくなった状態で
一気に麺を攻め立てました。

ちゃんと噛みつつも、ガンガン攻めました。

 

満腹中枢が機能する前までが勝負です。

先行逃げ切り。

麺をガンガン攻めまくったわけです。

 

すると、なんとも奇跡的な結果に…

そう、完食できてしまったのです。

しかも、そんなに苦しくならずに。
ちょっと余裕あるぐらいでした。

 

麺を完食、その後、野菜、肉と行きましたが
余裕がある位で完食できてしまったのです。

一方で、途中から喋らなくなった
隣のイシコドンを見てみると
ものすごい苦しそうな顔でまだ食べてました。

 

結局、残り3分の1ぐらいでギブしてました。

うん、無理して食べるよりはギブしたほうが良いです。
まじで気持ち悪くなるので。

ここで注目して欲しいのが
年齢も私より6歳下ということもあり
普段はイシコドンのほうが食べるのです。

 

しかし、イシコドンは麺から攻めずに
オーソドックスな食べ方。

野菜、肉、スープ、麺と
「全方位」から攻めてしまったのが大きな違いです。

 

つまり、ラーメン二郎という同じ敵を相手にしつつも
その相手を攻略する順番が
私とイシコドンで違ったわけです。

結果としては、胃袋スペックは私のほうが低いにも関わらず、
完食とお残しという結果の違いに繋がったわけです。

まぁ、2人で行って
1人は完食したしご勘弁を。

 

これは何もラーメン二郎が
相手の場合だけではありません。

例えば日常の仕事においても
「取り組む順番」を変えるだけで
1日の進み方が大きく変わります。

仕事量が同じでも、取り組む順番が効率的であれば
昼には全部終わってしまう人もいるでしょう。

 

一方で、段取りが悪くてめちゃくちゃな順番で
取り組んでしまっている人だと
定時はもちろんのこと、残業をどんなにしてもまだ終わらない…

そんなことも往々にして起こりうるといえます。

 

先に完食したので一足先に店の外に出て
イシコドンを待っている間にふと思った次第です。

「ラーメン二郎の食べ方も、物事の取り組み方も、
仕事も、プライベートも攻略順が大事だな~」と。

調子こいてニンニクをいれてしまったので
口からはもちろんのこと
全身からニンニク臭が漂っているのはここだけの話。

 

ラーメン二郎を完食できたので
どうでも良い小さな自信がつきましたが
同時に「最初で最後にしよう」とも思いました。

今まで以上に「取り組む順番」を
意識して日々を大事に過ごしていきます。