中松です。ぼったくりといっても分かりやすいぼったくりと
分かりにくいぼったくりの2種類あります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世の中にはぼったくりという言葉があるように、
お金などを理不尽にむしり取ってしまうような人がいます。

 

そんなぼったくりですが、
実は「分かりやすいぼったくり」と「分かりにくいぼったくり」の
2種類が存在します。

 

分かりやすいぼったくりの
代表例はぼったくりバーなどです。

 

例えば想像してみてください。

あなたが新宿の歌舞伎町でうろちょろしていたら、
客引きに声を掛けられて何気なく飲みに行ってしまった。

 

大してかわいくもない姉ちゃんがついて、
ビール1本を開けて、1時間ぐらいで帰ろうかなと思って会計をお願いしたら、

 

お会計が8万円とか9万円とか、10万円とかいったように、
明らかに不当な金額を請求された…

 

こういうのはいわゆる分かりやすいぼったくりですね。
誰が見てもぼったくられているのが分かりますから、
分かりやすいぼったくりです。

 

一方でもう一つあるのが、分かりにくいぼったくりです。

どういうことかというと、
例えばあなたが会社を経営していたとします。

システムを組みたいということで、プログラマーさんに依頼をして、
プログラムを組んでもらうことにしました。

 

ところが、出てきた金額が
100万円という金額の見積もりが出てきました。

 

で、あなたはプログラムの知識がないので、
これが高いのか安いのか全く分からないんですね。

 

なので、言われるがままに100万円ぐらいするものなのかな
という感じで仕事を依頼してしまったと

 

ところが、後日少しプログラムに詳しい
プログラマーの人に聞いてみたところ…

 

それぐらいのシステムや作業であったら、
10万円ぐらいでやってくれる
プログラマーの人はいくらでもいるよ、ということが判明しました。

 

つまり、本当は10万円ぐらいで出来る仕事なのに、
実は100万円請求されていたのです。

 

で、これもぼったくりの一つになるわけですね。

これがいわゆる、分かりにくいぼったくりのです。

 

この「分かりやすいぼったくり」と
「分かりにくいぼったくり」の決定的な違いは、

 

分かりやすいぼったくりは、
明らかに誰が見ても
ぼったくられているのがわかるんですけれども、

 

分かりにくいぼったくりというのは、
知識とかが無知だと、
わからないということです。

 

今回のケースですと
100万円という金額がたまたま高いということ。

 

つまり、不当に請求されているということが
わかったからよかったものの、

 

もし、それがわからなかったら、
もうぼったくられていることすら気付かないまま、
言われるがままに払うしかなくなってしまうんですね。

 

こういったように、分かりにくいぼったくりの背景には、
自分の知識がない、無知とかスキルがないとか

 

そういったことが原因で「分かりにくいぼったくり」を
引き寄せてしまう危険性があります。

この点はすごく気を付けたほうがいいです。

 

何かちょっとおかしいなとか、
本当にこの値段で合ってるのかなと感じた時には
それに詳しい人とかに聞いてみる。

 

それが、そういった「分かりにくいぼったくり」から
搾取されるのを防ぐ手立てになります。

 

ひとつ参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考になれば幸いです。