中松です。優先順位を間違えないようにすると
何事においても有利になります。

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物事何でもそうですが
「優先順位」というものがあります。

例えば仕事においてもこれは当てはまり
同じ仕事量をこなすにしても

「優先順位」を間違えるとクオリティーは変わらないのに
倍以上時間がかかってしまうことがあります。

 

例えばこんな感じで。

・作業A

自分しか作れない教材やマニュアルがあり
おそらく1週間ぐらいは完成するのにかかるボリューム。

・作業B

HPのデザイン案件。デザイナーに依頼することでやってもらえる。
ただし、どんな感じでデザインするかの「指示書」は自分で
作る必要がある。指示書自体は数十分もあればまとめられる。

・作業C

システムやツール開発案件。プログラマーに依頼することでやってもらえる。
ただし、どんな感じのツールを開発するかの「指示書」は自分で
作る必要がある。指示書自体は数十分もあればまとめられる。

以上のような3つの作業を
あなたが抱えていたとします。

 

どういう順番でやればいいか分かりますか?

これはものすごいカンタンなんですが
答えは「BとC」を先にやると良いです。

BとCの指示書は両方あわせても
1~2時間程度で終わります。

で、さっさとデザイナーとプログラマーに
依頼をかけてしまうわけです。

この依頼が終わった段階で
Aの作業に取り掛かるわけです。

 

そうするとAの作業を自分がやっていると同時に
BとCの作業も、同時進行で進んでいくわけです。

1週間後にAが終わる頃には
BとCも作業が進んでいる、
場合によっては終わっているわけです。

 

一方で、ダメな例は
Aを先にやってしまうケースです。

確かに1週間後にはAの仕事は完了している可能性が高いです。

しかし、その段階からBとCに依頼をかけてしまうようでは、
まるまるこの1週間の期間がBとCにかんしては
「遊んでいたこと(何にも進んでいないこと)」になってしまうわけです。

前者と後者の違い分かりますかね?

 

前者の場合は、自分 及び 自分以外の人が
同時進行で作業に取り組めているのですが、

後者の場合は、自分が動いてる時に
自分以外の人が効率よく動けていないわけです。
(というか、何も作業させられていない)

結果としては、後者のやり方だと
トータルで倍以上は期間がかかってしまうこともザラです。

 

しかも、どちらのやり方を選択しても
クオリティーに影響はほとんどないわけです。

言われ見るとけっこう当たり前のことを書いていますが、
ついつい目の前の作業に追われていたり、

全体が見えていないと、
後者のやり方をしてしまう人は少なくないです。

 

自分自身の能力を高めるのは大事ですが
それと同時に自分一人でできることなんて
たかが知れている、ということを認識するのが大事です。

だからこそ、上手に回りに動いてくれる人を味方につけて、
その人たちに上手に動いてもらう流れを
常に意識しておくと良いですね。

※事実、弊社の幹部の子が後者のやり方をしてしまっていたので
今回このテーマで記事を書くに至りました。