中松です。おそ松さんが再び人気です。

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赤塚不二夫の生誕80周年を記念して
昨年の10月から名作「おそ松さん」が
アニメとして復活しました。

ちなみに過去にも

1966年

1988年

のそれぞれにおいて
1年間ずつアニメとして放映されており
その当時は「おそ松くん」というタイトルでした。

今回の舞台はおそ松くん達が成長して大人になっていることを踏まえて
「おそ松さん」という感じで少し調整が入っています。

 

赤塚不二夫といえば、天才バカボンやひみつのあっこちゃんなど
数多くの人気作品を手がけた超大物漫画家ですが、
その中でも代表作がおそ松シリーズです。

おそ松くんは「六つ子」という異色設定に加えて
個性的な登場キャラクターが数多く登場し
昭和アニメの中でも高い人気を誇っていました。

長男から順番に

おそ松
カラ松
チョロ松
一松
十四松
トド松

六つ子ですが、生まれた順番があるので
長男から末っ子までの設定もしっかりと行われており、
性格も6人ともバラバラなのも非常に魅力的です。

 

そんな昭和大人気アニメが平成の時代において
復活ということで非常に注目を浴びていたわけですが

とはいえ、もう何十年も前の昭和アニメが
いまの平成の時代に果たして通用するのか?
という不安もあったとはいえあったわけです。

 

しかし蓋をあけてみると

六つ子全員に超人気声優人を起用したり、
監督は「銀魂」の藤田陽一監督。

さらにはキャラクターデザインは
映画ドラえもんで総作画監督を
務めた浅野直之さんが担当したりと。

ものすごい気合のかけようもあったことで
一気に人気ががブレイクして大人気中です。

 

私も早速、1話から見ていますが面白くてはまりました。

元々が「ギャグ漫画」なんですが、
おそ松さんはさらに進化しており、

ギャグに加えて

パロディ
ブラックジョーク
下ネタ

これらがミックスされて収拾がつかないです。

 

初回第1話はとくにひどくて
ここ数十年でヒットした漫画やアニメの
パロディ全快で展開していましたので圧巻でした。

あのおでんのチビ太を
進撃の巨人に仕立て上げつも
○○○はチビ太のままだったとか、
もう、そんなのばかりです。

昔のおそ松くんを見ていた人の中でも
60年代の層が見たら、完全に別のアニメと感じて
ついていけないと思います。

80年代の時のおそ松君を見ていた世代は
現在、20~30代なのでまだついていけるはずです。

 

あとは、新規層ですね。
いまの世代の若い層やアニヲタ層などを狙っていると思われます。

絵も昭和の古臭いテイストがなくなっており、
少しかわいらしいタッチに変更されていますし、

また、6人それぞれに
イメージカラーなるものが導入されており
そのあたりも「推し(おし)」が生じやすい仕組みといえます。

 

おそ松(赤)
カラ松(青)
チョロ松(緑)
一松(紫)
十四松(黄)
トド松(ピンク)

これは彼らの名前であって、
彼らの苗字は「松野」です。

松野 おそ松
松野 カラ松
松野 チョロ松
松野 一松
松野 十四松
松野 トド松

 

ちなみにこの原稿を書いている私の
苗字は中松、名前は祐太です。

残念なことに彼らとは血縁関係にはないのですが
もし、6人の中で誰に似ているか?といわれたら
「十四松」です。