中松です。
成約しないキーワードは無駄なのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

アフィリエイトはもちろんのこと
自社の商品サービス販売において
重要なのが「成約キーワード」です。

 

要するに、成約したお客さんが

見込み客の段階の時に検索をして
自分のサイトに流入するきっかけとなった
キーワードを指します。

 

お宝キーワードとか稼げるキーワードとか
いろんな言葉で表現されていますが、

こういった成約キーワードは
収益に直結するので
非常に重要なのは間違いありません。

 

一方で、こうしたお宝キーワードと逆なのが
成約に結びつかないキーワードです。

いろんなキーワードで検索をかけて
自分のサイトに人が集まってくるわけですが、

当然、サイトに来てはくれるものの
成約に結びつかないキーワードもたくさんあるわけです。

 

分かりやすいので一つ例を出しておきますと

車買取関係のサイトとか運営している場合ですと

車買取、車売る、車売却、自動車買取…etc

こういうキーワードは
超鉄板の成約キーワードです。

こういうキーワードで検索してくる
ユーザーをサイトに呼び込めれば
自動車買取系のプログラムがわんさか成約します。

 

一方で、こういうサイトを運営していると
分かるのですが、ぜんぜん成約しないような
キーワードでも人が集まってきます。

例えば、
自賠責解約保険料表、自賠責保険解約保険料早見表
といったキーワードでもアクセスがあったりしますが、

こういうキーワードだと
成約に結びつく可能性が低いです。

可能性は0%ではないのですが、
やはりそうした人たちはすぐに車を売りたい人ではなく、
「情報」が知りたい人たちなわけなので。

 

ですので、今回の場合ですと
成約しないキーワードに分類されるわけです。

で、ここからが面白いのですが、
こういう成約しないキーワードは
意味がないのか?というとそんなことはないのです。

PPCの場合なんかですと
成約しないキーワードは出稿費の無駄なので
ガンガン削っていくのが一般的です。

 

しかし、SEOの場合ですと、
成約しないキーワードでもアクセスを流入させることで、
自分のサイト全体で見たときに
グーグルから「高評価」されるからです。

ご存知のとおりグーグルは無数の評価基準を設けて
サイトの質を判断しているわけですが、

そのうちの一つに「アクセスが多い」というのも
評価加点として扱っていると思われます。

 

つまり、たとえ成約しないキーワードでも
アクセスを多くすることに一役買っているわけなので、

直接的ではないにしろ、サイトパワーを保つ上では
十分に役目を果たしているので無駄ではないわけです。

もちろん、こうした成約しないキーワードでばかり
集客しても大して稼ぐことは出来ないのですが、

成約キーワードを攻略し尽くして、
なお、更にサイトのパワーアップを図りたい場合は、

こういう成約しないキーワードでも
集客をしておくというのは一つの手といえます。

 

今回の話は中級者以上向けの話になりますが、
けっこう使える考え方です。参考になれば嬉しいです。