中松です。売上だけではなくそこから利益が
どのくらい残っているか意識するのが大事です。

紙幣を持つ男性

 

 

 

 

 

 

 

インターネットビジネス業界に身を置いていると
刺激的な数字がたくさん目に飛び込んできます。

やれ月1000万円稼いだとか、
年収1億円だとか。

そういった数字を
目にする機会は非常に多いです。

どこの誰であろうといくら稼ぐのは自由なので
好きに稼いでいただければいいと思います。

 

ただし、ここで一つだけ
気をつけたほうがいいことがあります。

一体何かと言いますと
「売上ではなく利益を意識する」
ということになります。

 

例えば分かりやすいので
月100万円稼いだ!
というケースを例にしてみていきましょう。

一見すると月100万円稼ぐとなると
月100万×12ヶ月=1200万円となるので、
年収で1200万円。

標準的な感覚からすると
ほほー!こいつはすごい!

そう感じる人が多いと思います。

とくに被雇用者の方ですと
数字をそっくりそのまま「鵜呑み」にする
ケースがほとんどかもしれません。

 

しかし、実際はこの100万を
しっかりと「紐解く(ひもとく)」必要があります。

もしかしたら、仕入れ代金に90万円かかっているので、
実際に利益で残っているのは
100万円-90万円=10万だけかもしれません。

利益が月10万円だと年間で見たときは
利益120万円ぽっちです。

一方で、経費が極めて少ないビジネスをしており、
100万円のうち90%以上が残り
利益が90万円以上出ているかもしれません。

こうなると90万円×12ヶ月=1080万円

となるので、これぐらいだと
年収1000万円オーバーなので
「おー!」と感じられるのもあながち間違いではないです。

(実際は法人税ないし、所得税・住民税が課税されるので
ほんとの意味で手元に残るのは6~7割ぐらいかな。この金額だと。
このあたりはまた別の機会に話します)

 

このように表面的に月100万円といっても
その中身をみていくと
まったく異なる100万であることはよくあります。

ひどい例ですと、
広告費に150万円かかっていたりして
100万円-150万=-50万円

こうなるとマイナス50万円なので、
利益どころか赤字となります。

売上100万でも
それ以上経費がかかっていれば赤字なわけです

 

なんでこんな話をさせていただいたかというと、
インターネットビジネスと一口にいっても
種類によって「利益率」が全く異なるからです。

経費(主に広告費や仕入れ費)をかけた分だけ
売上を大きくしやすいものもあれば、

経費をさほどかけずとも売上がたち
利益をだせるものもあるからです。

どちらも一長一短です。

 

前者の場合ですと資金力や組織力がある場合は
一気に拡大しやすいですが、その反面、
いったん崩れると一気に崩壊する可能性も高いです。

後者の場合は倒産リスクなどはかなり低いですが、
その反面、自ずと売上利益は早い段階で
頭打ちとなるケースが大半です。

いろんなインターネットビジネスが流行っていますが、
ここまで見越して取り組まれれば
ご自分の方向性に合致させることは容易いでしょう。

判断基準は人それぞれでしょうが
自分のスキルと持っている資金次第かな?

 

お金持っている人ならば
わざわざSEOアフィリやるよりも

はじめから高額商品の転売とかPPCアフィリとかが
できるのですからそっちやったほうが早いです。
(お金がないとそもそもできないのですから)

まぁ、お金あってもお金を極力かけずに
利益を出す力を身につけておくのも重要ですけどね。

この力を身につけたあとにお金かけて増やす力を
手にすればまず食いぱっぐれることはないです。

業界でずっと生き残っている人は
このようないわば
「利益感覚」が良い人といえるかもしれません。

参考になれば幸いです。